北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
「丝路和鳴」
北海道中国工商会主催の中国四千年歴史を持つ楽器古琴の演奏会「丝路和鳴」が2月20日、札幌市北区民センターホールで行われました。中国一流の演奏家楊青先生と弟子達が、中国古代の衣装と文化人の生活を再現して、90分間のタイムカプセルで、2000年前の中国に戻った気分で、心を打たれました。

中国語の「知音」*の由来は古琴の「流水」曲で演奏を理解する二人の話から、「琴瑟合奏」も初めて聴き、素晴らしいメロディーだけではなく、その文化の背景、人々の心に響く表現に感銘しました。来年がまた来ると言われ、主催者ではなく、一観衆として、ゆっくり聞きたい気持ちでした。

文化、音楽、その合体の演出、とても素晴らしいでした。

「丝路和呜」、中国語の意味はシルクロード(丝路)と(和)音楽(鳴)。中国の楽器の由来はシルクロードの国の交流と深く関係しています。

*知音(ちいん)《中国の春秋時代、琴の名人伯牙は親友鍾子期が亡くなると、自分の琴の音を理解する者はもはやいないと、愛用していた琴の糸を切って再び弾じなかったという「列子」湯問などの故事から》1 互いによく心を知り合った友。親友。「年来の知音」2 知り合い。知己。「知音を頼る」 3 恋人となること。また、恋人。なじみの相手。
出典:デジタル大辞泉(小学館)

琴瑟(きんしつ)1.琴と 瑟(大琴)。 2 むつまじい夫婦仲のたとえ。「琴瑟の交わり」 琴瑟(きんしつ)相和(あいわ)す、《「詩経」小雅・常棣から》琴と瑟との音がよく合う。夫婦仲が非常によいたとえ。
2019-02-26