北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
第一回北海道中国会定期勉強交流会
北海道中国会設立二年近い、商工委員会主催の第一回北海道中国会定期勉強交流会が11月16日JRタワーホテル日航札幌36階の星の部屋で開催しました。中国ビジネスに感心する非会員と会員30名が集まり、北海道中国会代表の田義之社長の「中国の文化、北海道のビジネスチャンスについて」講演会をしました。

田代表は自身28年前から、公費留学生として、北海道大学に留学に来ました。中国の天安門事件で、経済学部を修士課程を卒業後、北海道に残り、起業を始めました。現在16名社員二つ会社を経営、売り上げが伸び続ける理由は変化する経済環境についていく考え、自分の長所をうまく発揮していることを話しました。中国について、56民族の多民族国、言葉も習慣も違う人々が平気に交流をして、新しい場所、事に怖さが持たないことは特徴でしょう。日本について、特に日本国内の成長分野が見えない現在、積極的に中国や東南アジアへ目を向け、行動を共にする経営者は未来を把握できます。田代表は20年以上の経営経験から感じたのは「中国人は商人、日本人は職人」、近代経済は「中国一党統治の経済はだめの発想」は通じないこと、これから五年は中国の経済が成長し続けると田代表は語りました。

宣伝副委員長の鎌田康一社長は、北海道中国会ビジネスクラブ新設したホームページを説明し、情報提供と会員同士の交流機能も入れました。懇親会後、アンケートをメールで参加者に全員送信しました。すぐ6名の返信が来るほど、情報共有の実感をしました。
アンケート内容には、全員が今回の活動に満足し、中国会について興味あり、次回も勉強会に参加したいと書かれてありました。ペーパーレスのアンケート調査もエコビジネスのひとつではないでしょうか。
札幌最上階レストラン(36Fの月の部屋)で懇親会を開き、美味しい中華料理(広東料理)を味わい、深い交流と情報交換をしました。担当幹事商工委員長伊藤新一社長に乾杯挨拶をしていただき、担当幹事の笹村一社長の一分間スピーチのデモンストレーションの後、参加者全員が一分間自己紹介をし、笹村社長の時間を守るムードで、緊張と歓声が混じって、愉快な雰囲気になりました。最後に田社長は自己紹介後、最近中国客の「爆買」エピソードを披露し、中国からの観光客は日本としても、とてもいいビジネスチャンスを再度語りました。閉会の挨拶は運営委員長陶恵栄院長がしました。今回の勉強交流会は、若い人の日中合作の担当で、とても素晴らしかったです。若い担当者に感謝して、これからの北海道中国会の活動も楽しみにしております。集合写真は明日への希望の皆さんの笑顔が記録され、北海道と中国の交流が盛んになるいいスタートになりました。

中国人と日本人の経営者がビジネス目的で交流することにより中国という巨大マーケットに対し戦略的かつ効果的なビジネスモデルを理解し情報を共有することにより、新たなビジネスモデルが発信される北海道中国会定期勉強交流会、これからも続きます。次回は2016年3月予定しております。
2015-11-17