投稿:中国の正月準備と正月行事等の特徴について
正月の準備や行事の仕方は、中国と日本で発想が類似するものと独特なものがあります。
12月
8日 臘月粥(ロー・パー・ツォ)
五穀、落花生、栗、ナツメ、クルミ、ハスの実、陸稲、コーリャン、アワ菜っ葉、大根などを煮込んだ粥を23日まで食べる。
15日から、鳥、四足の肉を取りに出かけて正月の供物や食料調達の準備をした。
12月の「臘月」は「猟月」と似た音を置き換えて使うようになっている。
23日 かまどの神送り
竈神は一家の主と考えられている。竈神は、一家の安全を考えるほか一人一人の功罪よく知っていて、23日天に昇り玉天大帝に報告した後、元日の明け方戻ってくる。
儀式として、水あめを神様の口に塗り「どうぞ、玉帝にうまく報告してください」と頼み、神像をおろして焼く(天に送る)竈神が水あめがくっ付いているので、一家の良いこと、悪い事を今く表現できないようになる。一家は、竈神が戻るまでの一週間は竈神の監視の目が届かないので気楽に生活できる。
戻ってくる日、一家の主は一日竈神の像を拝し、アメを供える。
24日 大掃除
25日 窓の障子張替え
26日 肉を煮る
27日 鳥を絞める
28日 マントウの準備
29日 来年の干支の文字、福などめでたい文字を書いて逆さ(倒)に門口や家の中、部屋の中に貼る。これは、歳神様や福が下りてくる願いの形である。
祝い事には、喜びを並べ「囍」、金を重ねて「鑫」と書いたり、めでたい福などは天から降ってくると考えているからである。
また、福禄寿と童子、ザクロ、桃、鯉、ハスの花など子孫繁栄、商売繁盛、健康安全を表す絵「年画」を貼る。
中国では文字の語呂合わせがあり、「起」、「倒・・至」と同じ発音であり縁起は悪くない。倒は逆さまであるから天から降ってくると解釈する。
航空機は、「上海起(発)倒(至)東京」を使い、「離」は縁起悪い言葉である。
正月中に行ってはいけない縁起悪い言葉は、破、苦、割、終、絶、亡、失である。
30日 大年飯、大夜飯は、おせち料理につながる。
31日 家族そろって大晦日と新年の分岐点0時になると餃子を食べる。餃子という文字は、食に交わると書く通り、旧年と新年の境目に跨ったときに食べるので餃子という。
元日の妖怪「年・にぇん・ニェン」伝説
大晦日の夜、片脚で獰猛な顔をした「年」は、家畜を見たり、人を見ると、大きな口を開けて食べに来ると信じられていた。
天の神は、「年」を海底深くに閉じ込め、大晦日だけ来ることを許した。
人々は、「年」の危害から逃がれるために、外に肉などたくさん置き、家の中でびくびくしながらじっと隠れる。
妖怪「年」は、大きな音が怖い、赤い色が怖い、火が怖いので、撃退するため次の方法をとった。
家の戸口に赤い布、文字を書いた紙を貼り、門神の絵を貼り、一晩中松明や灯籠を燈し、爆竹を鳴らす。
「年」の襲来を遠ざけた後、人々は安堵して「おめでとう」の挨拶を交わす。
家主は、家内安全、一族繁栄、豊作祈願をして新年のご馳走を食べる。
龍と獅子は、悪や魔物を追い払ってくれる。
龍には触角があり、風より早く走り、雷の様な声を轟かす。
春節[旧正月]は、龍が頭をもたげる日であり、頭をもたげると万物が目をさまし、野良仕事の季節になる。
1月4日は、天帝から竈神が戻ってくる日で、お供えをして迎える日である。
5日 「五破」と言って火を使わない、はさみを使わない、包丁を使わない等女性の骨休みの日である。「火を使えば火災に会う」「鋏を使えば口げんかする」「針を使えば目を痛める」「包丁を使えば出血する」と言われてきた。
また、財産を配る神・・財神」の誕生日でもある。食べる餃子の幾つかをわざと破り(金着、財布から)福がこぼれ出るといわれる。
写真や資料のほとんどは、手元にある資料と実際に北京首都博物館、上海市内で撮ったものです。
函館 老朋友 澁谷道夫
12月
8日 臘月粥(ロー・パー・ツォ)
五穀、落花生、栗、ナツメ、クルミ、ハスの実、陸稲、コーリャン、アワ菜っ葉、大根などを煮込んだ粥を23日まで食べる。
15日から、鳥、四足の肉を取りに出かけて正月の供物や食料調達の準備をした。
12月の「臘月」は「猟月」と似た音を置き換えて使うようになっている。
23日 かまどの神送り
竈神は一家の主と考えられている。竈神は、一家の安全を考えるほか一人一人の功罪よく知っていて、23日天に昇り玉天大帝に報告した後、元日の明け方戻ってくる。
儀式として、水あめを神様の口に塗り「どうぞ、玉帝にうまく報告してください」と頼み、神像をおろして焼く(天に送る)竈神が水あめがくっ付いているので、一家の良いこと、悪い事を今く表現できないようになる。一家は、竈神が戻るまでの一週間は竈神の監視の目が届かないので気楽に生活できる。
戻ってくる日、一家の主は一日竈神の像を拝し、アメを供える。
24日 大掃除
25日 窓の障子張替え
26日 肉を煮る
27日 鳥を絞める
28日 マントウの準備
29日 来年の干支の文字、福などめでたい文字を書いて逆さ(倒)に門口や家の中、部屋の中に貼る。これは、歳神様や福が下りてくる願いの形である。
祝い事には、喜びを並べ「囍」、金を重ねて「鑫」と書いたり、めでたい福などは天から降ってくると考えているからである。
また、福禄寿と童子、ザクロ、桃、鯉、ハスの花など子孫繁栄、商売繁盛、健康安全を表す絵「年画」を貼る。
中国では文字の語呂合わせがあり、「起」、「倒・・至」と同じ発音であり縁起は悪くない。倒は逆さまであるから天から降ってくると解釈する。
航空機は、「上海起(発)倒(至)東京」を使い、「離」は縁起悪い言葉である。
正月中に行ってはいけない縁起悪い言葉は、破、苦、割、終、絶、亡、失である。
30日 大年飯、大夜飯は、おせち料理につながる。
31日 家族そろって大晦日と新年の分岐点0時になると餃子を食べる。餃子という文字は、食に交わると書く通り、旧年と新年の境目に跨ったときに食べるので餃子という。
元日の妖怪「年・にぇん・ニェン」伝説
大晦日の夜、片脚で獰猛な顔をした「年」は、家畜を見たり、人を見ると、大きな口を開けて食べに来ると信じられていた。
天の神は、「年」を海底深くに閉じ込め、大晦日だけ来ることを許した。
人々は、「年」の危害から逃がれるために、外に肉などたくさん置き、家の中でびくびくしながらじっと隠れる。
妖怪「年」は、大きな音が怖い、赤い色が怖い、火が怖いので、撃退するため次の方法をとった。
家の戸口に赤い布、文字を書いた紙を貼り、門神の絵を貼り、一晩中松明や灯籠を燈し、爆竹を鳴らす。
「年」の襲来を遠ざけた後、人々は安堵して「おめでとう」の挨拶を交わす。
家主は、家内安全、一族繁栄、豊作祈願をして新年のご馳走を食べる。
龍と獅子は、悪や魔物を追い払ってくれる。
龍には触角があり、風より早く走り、雷の様な声を轟かす。
春節[旧正月]は、龍が頭をもたげる日であり、頭をもたげると万物が目をさまし、野良仕事の季節になる。
1月4日は、天帝から竈神が戻ってくる日で、お供えをして迎える日である。
5日 「五破」と言って火を使わない、はさみを使わない、包丁を使わない等女性の骨休みの日である。「火を使えば火災に会う」「鋏を使えば口げんかする」「針を使えば目を痛める」「包丁を使えば出血する」と言われてきた。
また、財産を配る神・・財神」の誕生日でもある。食べる餃子の幾つかをわざと破り(金着、財布から)福がこぼれ出るといわれる。
写真や資料のほとんどは、手元にある資料と実際に北京首都博物館、上海市内で撮ったものです。
函館 老朋友 澁谷道夫




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