第五回チャイナフェスティバル札幌2026 李鉄君先生 中国水墨画実演と体験指導
7月5日(日)、第五回チャイナフェスティバル札幌2026の2日目、北海道中国会による中国文化ステージが開催されました。
今年も昨年に引き続き、「李鉄君先生 中国水墨画実演と体験指導」コーナーに、李鉄君先生と弟子の石梓燁さん二人で、屋外ステージで突風と付き合いながら、『翠竹図(すいちくず)』を制作しました。
今年のステージでは、祭りの総合司会西丹さんと北海道中国会運営陶恵栄さんがを務めました。西丹さんは、「チャイナフェスティバルといえば、おいしい中華料理と奥深い中国文化です。中国文化を代表する『琴・棋・書・画』の中でも、とりわけ人気が高く、技術と精神性を兼ね備えた芸術が中国水墨画です」、「中国の水墨画では、梅・蘭・竹・菊を「四君子」と呼びます
その中でも竹は、清らかさ、強さ、そして謙虚な心を象徴しています。また、中国最古の詩集『詩経』には、「瞻彼淇奥、緑竹猗猗」という一節があります。これは、青々と茂る竹を、徳のある立派な人物=君子になぞらえたものです。竹は、まっすぐに伸び、四季を通して青々とした姿を保ち、霜や雪にも負けません。その美しさと力強さから、中国では古くから高潔な人格の象徴とされ、多くの画家に愛され続けています。続いて陶恵栄さんが、水墨画の歴史や『翠竹図』に込められた竹の君子の精神、「四君子」や「歳寒の三友」の文化的な意味を分かりやすく解説し、観客の理解を深めました。二人の息の合った軽快な司会進行のもと、李鉄君先生と弟子の石梓燁さんによる水墨画実演が始まりました。李先生は、強風が吹く屋外という環境の中でも自然と対話するように筆を走らせ、風にしなる竹の生命力まで描き出した見事な『翠竹図』を短時間で完成させました。石梓燁さんが描き添えた小枝によって作品には生命の躍動感が生まれ、自然の一瞬の美しさが見事に表現されました。
李鉄君先生は、中国・ハルビン師範大学美術教育学科を卒業後、1993年に来日し、北海道教育大学大学院教育学研究科日本画研究室修士課程を修了されました。現在は北海道国際水墨画協会会長として、多くの教室で後進の指導にあたっています。
伝統的な水墨画技法を大切にしながらも、独自の表現を融合した創造性豊かな作品は、中国・日本の両国で高い評価を受けています。札幌三越をはじめ全国各地で個展・企画展を開催し、文部大臣賞をはじめ数多くの賞を受賞しています。2023年には、札幌三越美術画廊において「日中平和友好条約締結45周年記念個展『心に響く墨と彩の世界』」を開催し、約50点の作品を発表しました。また、北海道栗山町・永禅寺の天井画《龍神》や襖絵《松竹梅》も制作されるなど、その活躍は幅広い分野に及んでいます。
今回の実演では、晴天の屋外ステージにもかかわらず、ときおり強い風が吹く難しい環境でした。しかし李先生は、その風さえも作品の一部として受け入れ、自然と対話しながら筆を運びました。竹が風にしなう姿を巧みに描き出し、まるで自然そのものが作品の中で生きているかのような『翠竹図』を、わずかな時間で完成させました。
体験コーナーには予想を上回る参加希望者が集まり、2歳から6歳までの子どもたちをはじめ、親子連れ、主婦の方、さらには80代の男性まで、幅広い年代の方々が12名がステージに上がりました。
初めて筆を持つ子どもたちも、李先生の分かりやすく丁寧な指導を受けながら、それぞれ自由な感性で作品を描き上げました。完成した作品には李先生が一人ひとりにサインを添え、参加者は世界に一つだけの作品を大切なお土産として持ち帰りました。最後に高校生が作品を完成させると、会場からは大きな拍手が送られ、会場全体が温かな感動に包まれました。
水墨画は、一つの筆でも力の入れ方や運筆の速さによって線や濃淡が変化し、無限の表現を生み出します。さらに李先生が彩色を加えることで、平面の世界に奥行きが生まれ、まるで二次元から三次元へと広がるような不思議な魅力が生まれます。
また、風に揺れる竹は風そのものを表現し、石梓燁さんの受賞作品のように描き添えた小鳥によって、一瞬の生命の動きが作品に吹き込まれました。さらに、展示されていた李先生の作品「大地の陽Ⅱ」の向日葵の作品では、普段目には見えない花粉まで描いて、見る方から感じられるような生命力が表現され、また見る人に花の香りまで想像させるほどの臨場感がありました。水墨画は、見る人の感性を通して時間や空間を超えた「高次元の世界」を感じさせる芸術であることを、多くの観客が実感したことでしょう。
会場は終始大きな拍手と歓声に包まれ、西丹さんと陶恵栄さんの軽妙な司会と文化解説、李鉄君先生と石梓燁さんによる見事な実演、そして来場者が参加する体験教室が一体となり、まるで中国文化の華が咲き誇るお祭りのような華やかな舞台となりました。中国水墨画の魅力と奥深い精神文化を多くの来場者に伝えることができ、水墨画実演と体験指導は今年も大変好評のうちに終了しました。
こうして、第5回チャイナフェスティバル札幌2026における北海道中国会のステージは、多くの来場者から賞賛を受け、大成功のうちに幕を閉じました。中国文化の奥深さと芸術の魅力を広く伝えることができた貴重な一日となり、来年もさらに多くの皆様に中国文化の素晴らしさを届けられるよう、北海道中国会として引き続き努力してまいります。
今年も昨年に引き続き、「李鉄君先生 中国水墨画実演と体験指導」コーナーに、李鉄君先生と弟子の石梓燁さん二人で、屋外ステージで突風と付き合いながら、『翠竹図(すいちくず)』を制作しました。
今年のステージでは、祭りの総合司会西丹さんと北海道中国会運営陶恵栄さんがを務めました。西丹さんは、「チャイナフェスティバルといえば、おいしい中華料理と奥深い中国文化です。中国文化を代表する『琴・棋・書・画』の中でも、とりわけ人気が高く、技術と精神性を兼ね備えた芸術が中国水墨画です」、「中国の水墨画では、梅・蘭・竹・菊を「四君子」と呼びます
その中でも竹は、清らかさ、強さ、そして謙虚な心を象徴しています。また、中国最古の詩集『詩経』には、「瞻彼淇奥、緑竹猗猗」という一節があります。これは、青々と茂る竹を、徳のある立派な人物=君子になぞらえたものです。竹は、まっすぐに伸び、四季を通して青々とした姿を保ち、霜や雪にも負けません。その美しさと力強さから、中国では古くから高潔な人格の象徴とされ、多くの画家に愛され続けています。続いて陶恵栄さんが、水墨画の歴史や『翠竹図』に込められた竹の君子の精神、「四君子」や「歳寒の三友」の文化的な意味を分かりやすく解説し、観客の理解を深めました。二人の息の合った軽快な司会進行のもと、李鉄君先生と弟子の石梓燁さんによる水墨画実演が始まりました。李先生は、強風が吹く屋外という環境の中でも自然と対話するように筆を走らせ、風にしなる竹の生命力まで描き出した見事な『翠竹図』を短時間で完成させました。石梓燁さんが描き添えた小枝によって作品には生命の躍動感が生まれ、自然の一瞬の美しさが見事に表現されました。
李鉄君先生は、中国・ハルビン師範大学美術教育学科を卒業後、1993年に来日し、北海道教育大学大学院教育学研究科日本画研究室修士課程を修了されました。現在は北海道国際水墨画協会会長として、多くの教室で後進の指導にあたっています。
伝統的な水墨画技法を大切にしながらも、独自の表現を融合した創造性豊かな作品は、中国・日本の両国で高い評価を受けています。札幌三越をはじめ全国各地で個展・企画展を開催し、文部大臣賞をはじめ数多くの賞を受賞しています。2023年には、札幌三越美術画廊において「日中平和友好条約締結45周年記念個展『心に響く墨と彩の世界』」を開催し、約50点の作品を発表しました。また、北海道栗山町・永禅寺の天井画《龍神》や襖絵《松竹梅》も制作されるなど、その活躍は幅広い分野に及んでいます。
今回の実演では、晴天の屋外ステージにもかかわらず、ときおり強い風が吹く難しい環境でした。しかし李先生は、その風さえも作品の一部として受け入れ、自然と対話しながら筆を運びました。竹が風にしなう姿を巧みに描き出し、まるで自然そのものが作品の中で生きているかのような『翠竹図』を、わずかな時間で完成させました。
体験コーナーには予想を上回る参加希望者が集まり、2歳から6歳までの子どもたちをはじめ、親子連れ、主婦の方、さらには80代の男性まで、幅広い年代の方々が12名がステージに上がりました。
初めて筆を持つ子どもたちも、李先生の分かりやすく丁寧な指導を受けながら、それぞれ自由な感性で作品を描き上げました。完成した作品には李先生が一人ひとりにサインを添え、参加者は世界に一つだけの作品を大切なお土産として持ち帰りました。最後に高校生が作品を完成させると、会場からは大きな拍手が送られ、会場全体が温かな感動に包まれました。
水墨画は、一つの筆でも力の入れ方や運筆の速さによって線や濃淡が変化し、無限の表現を生み出します。さらに李先生が彩色を加えることで、平面の世界に奥行きが生まれ、まるで二次元から三次元へと広がるような不思議な魅力が生まれます。
また、風に揺れる竹は風そのものを表現し、石梓燁さんの受賞作品のように描き添えた小鳥によって、一瞬の生命の動きが作品に吹き込まれました。さらに、展示されていた李先生の作品「大地の陽Ⅱ」の向日葵の作品では、普段目には見えない花粉まで描いて、見る方から感じられるような生命力が表現され、また見る人に花の香りまで想像させるほどの臨場感がありました。水墨画は、見る人の感性を通して時間や空間を超えた「高次元の世界」を感じさせる芸術であることを、多くの観客が実感したことでしょう。
会場は終始大きな拍手と歓声に包まれ、西丹さんと陶恵栄さんの軽妙な司会と文化解説、李鉄君先生と石梓燁さんによる見事な実演、そして来場者が参加する体験教室が一体となり、まるで中国文化の華が咲き誇るお祭りのような華やかな舞台となりました。中国水墨画の魅力と奥深い精神文化を多くの来場者に伝えることができ、水墨画実演と体験指導は今年も大変好評のうちに終了しました。
こうして、第5回チャイナフェスティバル札幌2026における北海道中国会のステージは、多くの来場者から賞賛を受け、大成功のうちに幕を閉じました。中国文化の奥深さと芸術の魅力を広く伝えることができた貴重な一日となり、来年もさらに多くの皆様に中国文化の素晴らしさを届けられるよう、北海道中国会として引き続き努力してまいります。
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